2軍戦
今回は、久々に2軍戦がベイスターズのYouTubeチャンネルで配信していたので、そちらを見ての感想になります。
試合結果はお互いに大量得点の試合になって、勝ちはしましたがプラスな面も気になるところもあった印象です。
その中から何人かの選手をピックアップして、私が思ったことを述べていきたいと思います。
#193 高見澤郁魅選手
今いる育成野手の選手の中では、1番支配下に近い選手ではないでしょうか。
1年目だった昨年と比較しても、太もも周りを中心に身体が厚くなっている印象もありましたし、スイングがきれいだなと感じます。
内角のボールに対してもバットが出てきていますし、ヒットの打球を見ても強く打ち返せていました。
今日はセカンドでしたけど、無難にこなせていたのと送球の力強さも感じたので、順調に成長している印象でした。
今年支配下になるかと言われると、1軍含めたチーム事情もあるので何とも言えないですが、逆を言えば2軍で試合に出て鍛える時間もたっぷりありますから、今後に向けても時間を惜しまずに成長してくれたらありがたいです。
順調にステップアップしている様子が見れたのが良かったです😊
#130 近藤大雅選手
守備で少し捕球ミスもありましたけど、気になったところは打撃面です。
気になったのは、1~3打席目。
特に1~2打席目は、初球に高めから真ん中に入ってくる落ちる系のボールだったことと、その後のボールと比較すると1番甘いボールを2打席続けて見逃していたのが、個人的には凄くもったいなく思いました。
狙い球では無かったからかもしれませんが、それでもヒットになる可能性の高かったコース・ボールだったので、積極的に打ちに行ってほしかったな…。
全体的には、支配下契約を勝ち取るに身体づくり・技術力向上共にやることは多いと感じたので、引き続き研鑽を積んでほしいと思います!
#043 深沢鳳介投手
今日の試合の注目ポイントは、深沢投手の復帰登板ではないでしょうか。
23年の春季キャンプで途中まで良い投球を続けて、開幕ローテーション獲得も目指せた位置にいましたが肘を痛めて離脱、その後トミージョン手術を受けリハビリとなりました。
そして今日ようやく復帰登板!
失点はしましたが(自責点なし?)、投げているボールは復帰初登板とは思えない程良かったと思います。
元々制球は良いイメージを持っていましたが、今日の試合でも構えたミットから少しズレるくらいで、おおむね要求通りのコースへ投げ込めていた印象です。
球速的には138~140kmほどだったと思います。
ボールの質は良かったので、近い将来に向けて理想は
- 平均球速144km
- Max147km~148km
これくらいの出力を安定して出せるようになれば、1軍の登板でもある程度道筋が見えてくると考えています。
今は焦らず着実に復帰プログラムを消化してほしいです!
あとは太もも周りが大きくなっていたので、リハビリ期間にしっかりと身体を鍛えていたことが見て取れました。
#30 篠木健太郎投手
投球フォームの割に球速が出ていない印象を持ちました。
特に足を上げてからリリースまでの間が力んでいるのか分かりませんが、少しごちゃごちゃしていて上手く球速に反映されていない感じがしました。
とはいえ指にボールはかかっているので、ストレート自体に力はありそうでしたが、その代わりにコントロールがアバウトでキャッチャーの要求通りのコースに投げられているボールは少なかったイメージです…。
個人的には、リリースのところまではもう少し力を抜いても良いのでは、と素人目には見えました。
似た投球フォームのイーグルス則本投手も、リリースのところまでは身体を大きく使いながらもゆったりとしていて、リリースの瞬間に一気に力を入れているように見えるので、そうした方がコントロール含め安定するのかな、とも考えています。
今の形だと、先発にしても中継ぎにしても中途半端な形になってしまうので、フォームやリリースなどにもう少し時間をかけて取り組むのも良いのではと思います。
まとめ
以上、気になった選手を挙げてみました。
他にも田内選手など挙げなかった選手の中でも活躍していた選手もいたので、その様子を見ることが出来たのは良かったです。
個人的には田内選手の成長を期待していますが、それと同時に両チームの高卒若手選手の打撃を見ていた時に、改めて1年目から結果を残していた松尾選手の打撃や成績がいかに凄かったかを感じさせられました😅
そりゃ3年目にして、6月時点ながらもあれだけ活躍するはずですよ…。