#50 山本祐大選手
2024年シーズン振り返り、48人目は、50 山本祐大選手です!
成績|2024年シーズン
1軍成績
打率 | 打点 | 本塁打 | 安打 | OPS |
---|---|---|---|---|
0.291 | 37 | 5 | 104 | 0.723 |
出塁率 | 長打率 | 得点圏打率 | 試合 | 打席数 |
0.340 | 0.383 | 0.308 | 108 | 403 |
得点 | 四球 | 盗塁 | 失策 | 三振 |
29 | 27 | 1 | 2 | 41 |
対左右別成績
打席 | 打率 | 打点 | 本塁打 | 打席数 | 安打 |
---|---|---|---|---|---|
右投手 | 0.301 | 27 | 3 | 283 | 246 |
左投手 | 0.268 | 10 | 2 | 120 | 112 |
打席 | 四球 | 三振 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
右投手 | 19 | 32 | 0.352 | 0.386 | 0.738 |
左投手 | 7 | 9 | 0.308 | 0.375 | 0.683 |
対チーム別成績
チーム | 打率 | 打点 | 本塁打 | 安打 | OPS |
---|---|---|---|---|---|
巨人 | 0.111 | 2 | 0 | 6 | 0.285 |
ヤクルト | 0.350 | 8 | 2 | 21 | 0.900 |
中日 | 0.364 | 11 | 2 | 24 | 0.926 |
阪神 | 0.271 | 9 | 0 | 16 | 0.689 |
広島 | 0.263 | 2 | 0 | 20 | 0.621 |
チーム | 出塁率 | 長打率 | 得点圏打率 | 試合 | 打席数 |
巨人 | 0.155 | 0.130 | 0.091 | 16 | 62 |
ヤクルト | 0.400 | 0.500 | 0.263 | 17 | 66 |
中日 | 0.411 | 0.515 | 0.444 | 19 | 73 |
阪神 | 0.333 | 0.356 | 0.450 | 19 | 67 |
広島 | 0.305 | 0.316 | 0.125 | 22 | 84 |
チーム | 得点 | 四球 | 盗塁 | 失策 | 三振 |
巨人 | 1 | 3 | 0 | 0 | 6 |
ヤクルト | 8 | 5 | 1 | 2 | 6 |
中日 | 6 | 5 | 0 | 0 | 6 |
阪神 | 4 | 6 | 0 | 0 | 11 |
広島 | 5 | 4 | 0 | 0 | 6 |
月別成績
月 | 打率 | 打点 | 本塁打 | 安打 | OPS |
---|---|---|---|---|---|
3・4月 | 0.281 | 9 | 0 | 18 | 0.729 |
5月 | 0.339 | 6 | 0 | 21 | 0.755 |
6月 | 0.259 | 4 | 1 | 14 | 0.667 |
7月 | 0.311 | 5 | 1 | 23 | 0.690 |
8月 | 0.279 | 12 | 3 | 19 | 0.838 |
9・10月 | 0.250 | 1 | 0 | 9 | 0.585 |
月 | 出塁率 | 長打率 | 得点圏打率 | 試合 | 打席数 |
3・4月 | 0.370 | 0.359 | 0.300 | 20 | 75 |
5月 | 0.368 | 0.387 | 0.333 | 20 | 69 |
6月 | 0.333 | 0.333 | 0.200 | 18 | 64 |
7月 | 0.312 | 0.378 | 0.222 | 20 | 78 |
8月 | 0.338 | 0.500 | 0.471 | 20 | 78 |
9・10月 | 0.308 | 0.278 | 0.200 | 10 | 39 |
月 | 得点 | 四球 | 盗塁 | 失策 | 三振 |
3・4月 | 6 | 9 | 1 | 0 | 3 |
5月 | 3 | 4 | 0 | 1 | 6 |
6月 | 5 | 6 | 0 | 0 | 11 |
7月 | 4 | 1 | 0 | 0 | 9 |
8月 | 10 | 5 | 0 | 1 | 7 |
9・10月 | 1 | 2 | 0 | 0 | 5 |
参照元:データで楽しむプロ野球
2軍成績
打率 | 打点 | 本塁打 | 安打 | OPS |
---|---|---|---|---|
0.333 | 1 | 0 | 1 | 0.667 |
出塁率 | 長打率 | 試合 | 打席数 | 盗塁 |
0.333 | 0.333 | 1 | 3 | 0 |
四球 | 死球 | 三振 | ー | ー |
0 | 0 | 0 | - | - |
参照元:プロ野球Freak
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山本選手の印象|2024年シーズン
2023年シーズンに自己最多の71試合に出場した山本選手。
前年の活躍をまぐれではなく、確信に変えていきたいシーズンでしたが、見事108試合に出場し、レギュラー候補からレギュラーへと壁を1つ超えたと感じます。
長年弱点だったキャッチャーのポジションに打てる選手が出てきて、通年プレーしても成績を維持していましたし、1戦力として見ても良いと思います。
若手枠には松尾選手もいて、ベイスターズとしては嬉しい悩みとなりましたが、山本選手にはライバルも多い中で、レギュラーを奪われない活躍を期待したいです。
さて飛躍のシーズンとなった2024年の成績を見てみますと、打率が3割近くと他のポジションの選手と比べても、良く打っていた印象です。
OPSも.700以上ですし、長打力という面でも一定以上の結果を残せています。
キャッチャーというポジション柄、打てる選手が少ないこともあるので(昨年は各チームで打てる捕手が登場していましたが)、ここまで打てると他チームに対して、大きなアドバンテージを得やすいです。
そう思うと投手力の低下が懸念されたシーズンですが、打撃力で補えた部分も大きかったのではないでしょうか。
全体的には、2024年はよく頑張ったシーズンだと思います。
ただもう1つ、選手としてレベルアップするためには、苦手チームをつくらないことだと考えています。
山本選手が唯一打てていなかったチームがジャイアンツ。
他が3割以上打っているところもある中で、ジャイアンツ戦が1割台と苦しんでいたことが分かります。
チームとしての対戦成績自体も対ジャイアンツ戦では悪かったですし、もしレギュラーキャッチャーの山本選手が一定程度打てていたら、状況は少し変わっていたかもしれません。
普通の若手選手だったらここまで指摘しませんが、山本選手はすでにレギュラー格だと思っているので、細かいですけど指摘させていただきます。
特にキャッチャーは替えが効かないポジションでもあるので、山本選手が打つ打たないで戦況が変わってくると思います。
ジャイアンツの投手陣は、実力者が揃っていて打つのに苦労するとは思いますが、今年は普通レベルにまで、成績面を改善してほしいです。
ドラフト下位からの突き上げ
ここまで色々指摘しましたけど、山本選手がレギュラー格になってくれたことは個人的にも嬉しく思います。
私自身、ドラフトで下位指名だった選手をより注目して見ることが多いので、勝手に贔屓選手になっていた部分はあります(^^;)
1年目から見てましたけど、バッティングは細身ながらパンチ力もあって、センスあるなと感じていましたし、肩も強かったので、あとは守備をどれだけ鍛えられるかが課題であったと考えていました。
途中、試合中にメガネをかけ始めたときには、ちょっとまずいかもと個人的には思いましたが…。
でも目の心配も現在ではないようですし、課題の守備面を磨いて、見事にレギュラー。
(わりと長い期間2軍戦を主戦場にしていた選手が、1軍レギュラーになるのは久々だと感じます)
こういうロマン枠の選手が1軍レギュラーとなるのは、より嬉しい気持ちになります。
最後に
以上が2024年の山本選手振り返りです。
山本選手が台頭してきたおかげで、長年の課題だった捕手問題が解決しそうです。
前回の正捕手を考えたら、現コーチの相川コーチまで遡る感じでしょうか?(2000年代半ば)
そう考えるといかに捕手人材を育てる・獲得するのがどれだけ大変かが分かります…。
(次はショート問題が片付いてくれると良いのですが(^^;))
そんな山本選手ですが、今度は上を目指しながらも下からの突き上げにも対応していかなければなりません。
これまで以上に厳しい競争となりますが、何とか競争に勝って5年、10年とレギュラーを維持できるように頑張ってもらいたいです。
期待しています!