横浜DeNA初代監督|Number記事
横浜DeNAベイスターズ初代監督、中畑清さんのNumberでの記事が出ていたので、記事を見ながら、当時を振り返りたいと思います。
日本一になった試合の日にも、ざっとですが思いをブログにしましたが、
すべてのきっかけは、DeNAが新たな親会社となったこと、そして中畑さんが監督となったことだと思います。
(もちろん他にも高田元GMや池田元球団社長など、多くの人たちのおかげだとも思っています!)
TBS時代の末期には、優勝・日本一になるために当時強かったジャイアンツやドラゴンズのようなチームに成長しなければならないのは分かっていましたが、どうあがいてもその2チームのようにベイスターズが変わるなんて、当時は想像すらできませんでした。
そんなマズいチーム・経営状態の中、DeNAがベイスターズを買収。
当初「どこの会社?」と思いましたが、モバゲーを運営している会社と聞いて、ようやく把握しました。
でも個人的には、買収してからの経営の動きがTBS時代と違って、本気になってやっているように見えましたし、親会社の方は良く分からないけど、「ちゃんとやってくれるならいいんじゃない?」と思っていました。
そしたら新たな施策を打つわ打つわで、純粋に凄いなと思いましたし、これが経営努力なんだなと思いました。
そんなこんなで球団経営の方は、割かし早く良くなりました。
で、実際のチームの方は、最初はもちろんながら力のある選手はいません。
(2008~2011年まで4年連続最下位ですからね…)
監督人事も当初は、ホークスでも監督をされていた工藤さんに打診も折り合いがつかず。
その保険として、中畑さんが監督に就任となりました。
今のチーム状況であれば、工藤さんに監督をお願いしても上手く行きそうな気もしますが、当時のチームを考えたときに、中畑さんにお願いしたのが結果として良かったのではないかと、今振り返ると思います。
少なくとも当時は、プロ選手としての集まりでなかったと思いますし…。(意識含め)
そこを本当に一から変えていったのは、中畑さんを中心とした方たちの努力の結果だと思います。
特に2013年はシーズン通して、楽しかったと個人的には感じます。
打たれるのは相変わらずでしたけど、どこからでも点が取れる雰囲気・打線でしたし。
記事内でスターナイトの話が出ていましたけど、梶谷選手が突如覚醒したのも同時期でした。
その年に6年ぶりに最下位を脱出して、チームが変わり始めたと感じたのも楽しかったと思う要因の1つでした。
私は桑原選手を認識するようになったのは、プロ3年目の2014年シーズンからです。
当時は若手選手にあまり目を向けていなかったので、知っていたのは高城選手くらいでした。
ジャイアンツのマシソン投手からサヨナラヒットを打つなど、思い切りも良かったし、文字通り活きの良い選手だと感じました。
(今思うと、あれで高卒3年目だったのかと驚きます!)
そんな桑原選手が中堅の年齢になり、チーム引っ張ってMVPですから、桑原選手の人となりを知っている中畑さんにとっては、日本シリーズの活躍は嬉しかったのだと思います。
筒香選手の活躍も同様に、中畑さんにとっては嬉しい活躍だったのではと思います。
結局中畑さんが監督をしていた頃に、ベイスターズがAクラスになることはありませんでしたが、次のラミレス監督以降の躍進の礎にはなったと思っています。
本当にあのチーム状態で、良く立て直したと思います。
そして中畑さんが始球式・中継解説をしている試合でベイスターズが日本一になることは、持ってるなと思いましたし、物語のようだとも感じました。
DeNAベイスターズ初代監督が、中畑さんで良かったと心から思います。
今度はリーグ優勝時にも何らかの形で立ち会ってほしいですね!