#15 徳山壮磨投手
2024年シーズン振り返り、16人目は、15 徳山壮磨投手です!
成績|2024年シーズン
1軍成績
登板 | 投球回 | 勝利 | 敗戦 | 勝率 | セーブ |
---|---|---|---|---|---|
29 | 29.1 | 1 | 1 | 0.5 | 0 |
ホールド | HP | 防御率 | 奪三振 | 奪三振率 | 与四球/死球 |
8 | 9 | 2.45 | 12 | 3.68 | 15/0 |
失点 | 自責点 | 被本塁打 | 被打率 | K/BB | WHIP |
10 | 8 | 1 | 0.26 | 0.8 | 1.43 |
対左右成績
打者 | 被打率 | 被本塁打 | 奪三振 | 与四球 | 与死球 |
---|---|---|---|---|---|
右打者 | 0.346 | 0 | 5 | 7 | 0 |
左打者 | 0.173 | 1 | 7 | 8 | 0 |
対チーム別成績
対戦チーム | 登板 | 投球回 | 勝利 | 敗戦 | 勝率 |
---|---|---|---|---|---|
巨人 | 3 | 3 | 0 | 0 | - |
ヤクルト | 5 | 5.1 | 0 | 0 | - |
中日 | 6 | 6.2 | 1 | 1 | 0.5 |
阪神 | 5 | 5.1 | 0 | 0 | - |
広島 | 4 | 4 | 0 | 0 | - |
対戦チーム | ホールド | HP | 防御率 | 奪三振率 | 与四球/死球 |
巨人 | 1 | 1 | 0 | 3 | 3/0 |
ヤクルト | 3 | 3 | 1.69 | 3.38 | 3/0 |
中日 | 0 | 1 | 4.05 | 4.05 | 3/0 |
阪神 | 1 | 1 | 1.69 | 0 | 4/0 |
広島 | 1 | 1 | 4.5 | 4.5 | 1/0 |
対戦チーム | 自責点 | 被本塁打 | 被打率 | K/BB | WHIP |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0.33 | 1 |
ヤクルト | 1 | 0 | 0.176 | 0.67 | 1.13 |
中日 | 3 | 0 | 0.333 | 1 | 1.65 |
阪神 | 1 | 0 | 0.235 | 0 | 1.5 |
広島 | 2 | 1 | 0.267 | 2 | 1.25 |
月別成績
月 | 登板 | 投球回 | 勝利 | 敗戦 | 勝率 |
---|---|---|---|---|---|
3月 | 1 | 0.1 | 0 | 0 | - |
4月 | 9 | 10 | 0 | 0 | - |
5月 | 9 | 9.2 | 0 | 0 | - |
6月 | 8 | 7.1 | 0 | 1 | 0 |
7月 | 2 | 2 | 1 | 0 | 1 |
月 | ホールド | HP | 防御率 | 奪三振率 | 与四球/死球 |
3月 | 0 | 0 | 0 | 27 | 0 |
4月 | 4 | 4 | 0.9 | 2.7 | 6/0 |
5月 | 2 | 2 | 2.79 | 4.66 | 6/0 |
6月 | 2 | 2 | 4.91 | 3.68 | 1/0 |
7月 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2/0 |
月 | 自責点 | 被本塁打 | 被打率 | K/BB | WHIP |
3月 | 0 | 0 | 0 | - | 0 |
4月 | 1 | 0 | 0.133 | 0.5 | 1 |
5月 | 3 | 1 | 0.306 | 0.83 | 1.76 |
6月 | 4 | 0 | 0.313 | 3 | 1.5 |
7月 | 0 | 0 | 0.4 | 0 | 2 |
参照元:スポーツナビ
徳山投手の印象|2024年シーズン
入団してから昨年までの2年間1軍登板が無かった徳山投手でしたが、今年ようやく1軍初登板を果たし、終わってみれば中継ぎで29試合の登板となりました。
大卒ドラ2だったので、初年度から期待していた人も多かったと思いますが、何とか形を見せてくれたことは良かったと思います。
ただ途中でケガもあり離脱したことは残念でしたが、今年の経験を来年以降に繋げてほしいです。
プラス面
一方成績面ですが、良かったところと悪かったところが結構はっきり表れているな、といった印象を持ちました。
良かった面でいうと、
- 登板数
- 防御率 (シーズン通しての数字)
- 対左打者の被打率
この3点だと思います。
まず登板数ですが1軍初登板含め、入団してから2年間登板が無かったことを考えると、登板できたことと29試合登板して、チームの戦力になってくれたことは、私としては良かったと感じています。
1試合も投げすに退団する選手もプロ野球は多いですから、そう考えると今後に向けての希望になります。
次に防御率ですが、シーズン通してで 2.45と他の投手陣と比べても見劣りしない数字が出ています。
球団別では、ジャイアンツ戦・スワローズ戦・タイガース戦。
月別では、4月・5月の成績で良い数字が並んでいます。
ただ、ドラゴンズ戦・カープ戦、6月の防御率が跳ね上がっているので、ここを含めるとシーズン通しての成績は良いですが、判断としては難しい部分はあります。
が、戦力1年目の数字とすれば、良いと私は思います。
最後に対左打者の被打率ですが、正直なところこれといったところは分かりません (^^;)
おそらく持っている球種や配球によって、抑えることが出来ていたとは推測しています。
大きい変化のボールより、カットボールなどの速く小さい変化球を多く投げている印象なので、そのボールを使って左打者へのインコースに投げ込めていたのかな?と考えます。
マイナス面
反対に悪かった点ですが、
- K/BB
- WHIP
- 対右打者の被打率
- ドラゴンズ・カープ戦の防御率
- 6月の防御率
この5点だと思います。
特にK/BBの数値は気になりました。
先ほども述べたように、徳山投手は速く小さい変化球を中心に投げている印象が私の中にはあるのですが、そのせいか分かりませんが三振を取っているシーンが少なく感じました。
球威の問題なのか、変化球・変化量の問題なのか、それとも別の部分なのか…。
詳細は分かりませんが、ここの課題をクリアしないと今後に向けては大きなハードルとなりそうな予感もしています。
現在中継ぎを中心に投げているわけですから、ある程度の奪三振率を欲しい部分はあります。
ここを劇的とは言わないまでも改善することができれば、より良いポジションで投げることも可能だと思いますし、逆に改善できなければ、今後の立ち位置は厳しいものになると思います。
WHIPに関しては、三振が少ないことによる影響も出てのこの数値なのでは、と考えています。
対右打者は左打者の時と逆で、仕留める際のボールが少ないことも影響しているのかもと思います。
6月の防御率に関してですが、その後に戦線離脱していたこともあるので、この時点で何か違和感が出ていたかもしれません。
初の1軍シーズンによる疲れなのか、高出力維持に伴うものなのか…。
最後に
以上が徳山投手の成績面を見ての感想です。
課題も多くありますが、まずは今年1軍で初めて戦力になれた点は良かったと思います。
1年目終了時には、ドラフト2位で活躍しないことに色々コメントされているのを見ていました。
ただ1年目オフのフェニックスリーグに登板していたシーンをたまたま見たときに、ある1球を見て、「このボールが投げられるのであれば、まだまだ希望が持てる!」と考えていたのを思い出しました。
(一方で先に1軍登板していた同期の三浦投手は、私の中ではこのままだと厳しいという評価でした…)
それから時間はかかりましたけど、ようやく登板できたことは嬉しいですし、これからが勝負になります。
結果としてこの1年で終わるのか、それとも今回の課題をもとにレベルアップして自分の地位を掴むのか、私は後者であることを願っています!
来シーズンはまずはリハビリ・体調を整えてもらって、勝負に挑むことを期待しています!!